
歯を失ってしまった方への
インプラント治療
- むし歯がひどく歯を残せないと言われた
- 歯周病で歯が抜けてしまった
- 怪我や事故で歯が折れてしまった
- 他院で抜歯と言われた
- 入れ歯は入れたくない
- いつまでも食事を楽しみたい
インプラントとは

失ってしまった歯を取り戻せる治療法
インプラント治療は、歯を失った箇所に、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けることで、歯の機能を回復させる治療法です。
虫歯や事故などにより歯を失ってしまった際の、入れ歯やブリッジに続く「第三の選択肢」として知られています。
入れ歯やブリッジに対して、噛み心地が悪い、隣の健康な歯に負担がかかる、見た目が不自然といった不満を持つ方が少なくありませんでしたが、インプラントは顎の骨にしっかりと固定されるため、天然歯のような安定した噛み合わせが得られ、見た目も自然な仕上がりとなるため、近年、優れた治療法として注目を集めています。
歯を失ってしまう原因
歯周病
歯周病は、歯と歯茎の間の歯周ポケットに細菌が侵入し、増殖することで炎症を引き起こす疾患です。「静かなる病気」とも形容され、かなり進行するまで自覚症状が現れにくいのが特徴です。
進行すると、炎症による腫れが生じ、歯を支える組織が破壊され、歯がぐらつき始めます。最終的には、歯を支える骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病は、年齢を重ねるにつれて罹患する人の割合が増加する傾向にあり、中高年においては、歯周病が歯を失う主要な原因となることが多いです。
むし歯
虫歯もまた、歯を失う主要な原因の一つです。歯の表面の汚れを栄養源として細菌が酸を生成し、それによって歯が溶解していく病気です。
虫歯の場合、かなり進行するまでは抜歯に至ることは稀です。
しかし、中程度の進行度合いを超えるまでは、自覚症状が現れにくいと言われています。初期段階では、痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づきにくいのが現状です。
進行すると、冷たいものや甘いものを口にした際に歯がしみたり、痛みを感じるようになります。さらに悪化すると、虫歯が神経にまで達し、何もしていなくても激しい痛みに襲われることがあります。
怪我・食いしばりなどによる破折
病気以外では、歯が欠けたり、割れたりといった破損によって歯を失うこともあります。
交通事故やスポーツ中の衝突など、強い衝撃が加わった際に歯が損傷することがあります。また、硬い物を噛んだり、歯ぎしりや食いしばりの癖によって歯がもろくなり、破損につながることもあるでしょう。ただし、歯の破損そのものが直接抜歯の原因となるのは、損傷の範囲が広範囲に及ぶ場合に限られます。多くは、虫歯治療で神経を抜いた歯が脆くなっており、そこに衝撃が加わって破損した結果、抜歯に至るケースが見られます。
歯を失ったまま放置した場合の影響
- 歯並びの悪化
- 歯を抜いたまま放置すると、抜けた歯と対合する歯が伸び出したり、空いたスペースに隣接する歯が傾斜したりして、全体の歯並びが乱れてしまいます。歯並びが悪化すると、歯磨きが困難になり、汚れを十分に除去できなくなるため、お口の中の衛生状態が悪化し、虫歯、歯周病、口臭の原因となることがあります。さらに、口元や顔の印象が変わってしまう可能性もあります。
- 健康な歯や歯周組織への影響
- たった一本の歯を失うだけでも、周囲の歯には大きな負担が生じます。歯が割れるリスクが高まるだけでなく、歯を支える歯周組織にも悪影響が及び、歯周病を引き起こす可能性もあります。さらに、歯のない空間に唇や頬の粘膜が入り込みやすくなり、噛み合わせの変化によって口腔内の粘膜に傷や口内炎ができやすくなることもあります。
- 噛む力が低下し、
全身へ悪影響 - 歯が抜けたままの状態を放置すると、硬い物を避けて軟らかい物を中心に食べるようになり、咀嚼力が徐々に低下します。しっかりと噛むことができなくなると、食べ物を十分に細かくできず、消化器官に負担がかかるだけでなく、噛むことによる脳への刺激が減少し、認知症のリスクが高まる可能性も指摘されています。
インプラント治療のメリット

周りの歯を削る必要がない
インプラント治療の大きな利点として、入れ歯やブリッジのように周囲の健康な歯を削る必要がない点が挙げられます。
健康な歯をそのまま残せることは、インプラントの重要なメリットと言えるでしょう。

今まで通り食事を楽しめる
インプラントは、丈夫な素材で作られ、顎の骨にしっかりと固定されるため、ステーキやお煎餅のような硬い食べ物も十分に噛み砕くことができます。
自分の歯に近い自然な噛み心地が得られるため、「入れ歯だから」と食事内容を気遣うことなく、お好きなものを楽しめます。
食事の制限を受けたくない方にとって、しっかりと噛めることは大きな利点と言えるでしょう。

違和感の無い自然な見た目
インプラントは金属を使用しないため、自然な外観を実現できます。
ほんの一目見ただけでは、人工の歯が入っているとは気づかれないほどです。
見た目の美ししさにこだわりたい方にとって、インプラント治療は大きな利点となります。

入れ歯のような手入れが必要ない
入れ歯の場合、取り外した後に専用の洗浄液に浸けるといった手入れが必要となり、その洗浄液も別途購入する必要があります。
一方、インプラントは、歯科医院での定期的なメンテナンスを除けば、普段の歯磨きだけで日常的な手入れが完了することが利点です。

かみ合わせが安定する
歯を失ったまま放置すると、周囲の歯が徐々に移動し、噛み合わせが乱れる原因となります。
そのため、歯を失った部分には、何らかの人工の歯を入れる必要があります。
インプラントを適切に埋入することで、噛み合わせのずれを防ぐことができるのも利点の一つです。

口元に自信を持てる
美しい歯並びは、自信を持って笑顔を見せることにつながります。
写真撮影や人との交流が多い方にとって、見た目の自然なインプラント治療は大きな利点となります。
「入れ歯は高齢になってから」と考える方もいるかもしれませんが、事故や怪我などにより、若い年齢で歯を失うこともあります。
インプラントは、若い方からご年配の方まで、年齢に関わらず選択できる治療方法です。
インプラント治療で起こりうるトラブル
インプラント体の脱離
インプラントの埋入位置や深度が適切でない場合、骨との結合が不十分になる可能性があります。
実際には、インプラントが顎の骨を突き抜けてしまい、安定した結合が得られないといった失敗例も報告されています。
インプラント周囲炎
インプラントは、天然の歯に比べて細菌感染による炎症が広がりやすく、最終的には抜け落ちてしまうことがあります。インプラント周囲炎は、インプラント治療がうまくいかなくなる主な理由の一つです。
治療を行った歯科医院に原因がある場合もありますが、お手入れ不足による感染は、ご自身で予防することが大切です。インプラントの耐久性は、日々のメンテナンスによって大きく左右されるため、しっかりと継続しましょう。
当院のインプラント治療はトラブルを防ぐため
安心・安全な環境で治療を行っています

当院では、インプラント治療におけるトラブルを未然に防ぐため、徹底した安全管理体制のもとで治療を実施しております。事前の精密な検査と診断に基づき、患者様一人ひとりの骨の状態や噛み合わせに合わせた最適な治療計画を立案。手術室は常に清潔な状態を保ち、感染予防を徹底しています
また、経験豊富な歯科医師が丁寧に施術を行い、術後のアフターケアも充実させることで、患者様に安心してインプラント治療を受けていただけるよう努めています。
インプラント治療が適応できない方
- 年齢が低い方
- 若い年齢で、顎の骨がまだ成長している段階にインプラント手術を実施すると、手術による影響で顎の正常な発達が妨げられる可能性があります。
したがって、インプラント治療は基本的に成人の方を対象としています。 - 透析治療を受けている方
- 透析治療を受けている患者様は、血液を凝固しにくくする薬剤やステロイドを服用しているケースが多く見られます。このような状況でインプラント手術を行うと、出血が止まりにくくなったり、感染症のリスクが高まったりする可能性があります。
- 糖尿病がある
- 糖尿病をお持ちの方は、一般的に免疫機能が低下しているため、インプラント手術後に感染症にかかる危険性が高まります。また、糖尿病による血管の狭窄が見られる場合があり、手術部位への栄養や酸素の供給が滞りがちです。その結果、創傷治癒が遅れる傾向があります。
患者様の負担が少なく、難症例にも対応
当院のインプラント治療

当院のインプラント治療は、患者様の身体的・精神的な負担を最小限に抑えることを重視しています。最新の技術と設備を導入し、精密な診断と綿密な治療計画に基づき、痛みや腫れを軽減する工夫を凝らしています。
また、骨量が不足している、重度の歯周病があるなど、他院でインプラント治療を断られたような難症例にも対応可能です。豊富な経験と高度な技術を持つ専門医が、患者様一人ひとりの状態に合わせて最適な治療法をご提案します。
インプラント治療に対する不安や疑問をお持ちの方も、どうぞお気軽にご相談ください。丁寧なカウンセリングで、安心して治療を受けていただけるようサポートいたします。